TEDによる英語学習でTOEIC990点を目指すブログ

おすすめのTEDプレゼンテーションを皆さんへ紹介します!たまに分からなかった英単語をメモしていきます。2018年6月までにTOEICで990点を取ることが目標です!

ワークライフバランスについて考える

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実は今、自分が一番興味のあるテーマはワークライフバランスです。なぜかというと、私自身の働き方があまりイケてないと思っているからです。

先ほど、TED Talksでこのテーマに関するプレゼンテーションを探して観てみました。Nigel Marshによる"How to make work-life balance work"という2010年のTED×Sydneyで収録されたプレゼンテーションです。

www.ted.com

Nigelは40歳ごろまで、飲み過ぎ・食べ過ぎのワーカホリックで、家庭をないがしろにしていたそうです。そのような自分を見直すために、退職し1年間妻と子供たちとともに家で過ごしてみたといいます。その後仕事復帰してからの約7年間で身につけた、ワークライフバランスについての4つの所見を私たちにシェアしてくれます。

日本でワークライフバランスとか言ったら馬鹿にされそう(偏見)

プレゼンテーションの中で一つとても驚いたのは、4つめの所見に出てくるNigelの友人の言葉です。

 "Nigel, I've read your book. And I realize that my life is completely out of balance. It's totally dominated by work. I work 10 hours a day; I commute two hours a day. All of my relationships have failed. There's nothing in my life apart from my work. So I've decided to get a grip and sort it out. So I joined a gym." (Laughter) 

 いわゆる激務マウンティングのようなことをするつもりは全くないのですが、外国人にとっては1日10時間労働でも"It's totally dominated by work"なのでしょうか?通勤も片道1時間であれば普通ではないかと感じてしまいます。こんな感覚だから、私のような日本人はだめなのでしょうか(笑)。

なぜこのよう話をするかといいますと、私も昔上司からマウンティングをされてしまった一人だからです。私の仕事はとある専門職なのですが、まだ1年目だった頃、クライアントも交えた飲み会で、「ASAPさんはワークライフバランスを重視するタイプ?それとも残業代でいっぱい稼ぎたい?」と先方の偉い方から質問されました。私は特に残業代でたくさん稼ぎたいと思ってはいなかったのですが、仕事に対する意欲はありましたし、何よりもクライアントにやる気がないと思われるのは良くないと思ったので、「後者ですね!」と答えました。すると、それを横で聞いていた私の上司が、「えー!?そうですか(笑)?」と、完全に馬鹿にしている口調で私を笑ってきたというわけです。

まあ、それが私に対する本音なんだろうなと思いました。私の上司は毎日夜11時頃までは働いている人で、自分がチームで一番長時間働いていることを誇りに思っているんだろうな、というのが言動の端々から分かる人でした(実際に、仕事の量も相当こなしている人でしたが)。あと、「そんなに早く帰って家で何するの(笑)?」という内容のことも言われた気がします。

少し極端な例を挙げましたが、上記のような経験から私は、ワークライフバランスを重視するにしても、日本社会においてそれを口に出すことにはデメリットしかないと思っています。そして、先ほどの1日10時間労働をさほど疑問に思わない私自身も、その文化の醸成の片棒を担いでいるといえるかもしれません。

ひとりひとりが自分の働き方改革をすることが、全員のワークライフバランスに繋がる

しかしそもそも、ワークライフバランスって主張して手に入れるものではないですよね。Nigelはプレゼンテーションの中で、自分が何でもない日常だと思って息子にしたことによって、息子から「今日は人生で一番楽しかった日だよ」と言われた話を紹介していました。ディズニーワールドに連れていったわけでもなく、プレイステーションを買ってあげたわけでもありません。早く仕事を切り上げて息子を迎えに行き、二人で公園で遊んでピザを食べ、お風呂に入り、ベッドで本を読んであげただけです。でもこの何でもない日常は、早く仕事を切り上げなかったら起きえなかったことですよね。

私も会社員として働いていると分かるのですが、1日は本当にあっという間です。仕事だけに100%の力を注ぐことは、意外と簡単に出来てしまいます。でもそれを続けていると、QOL(人生の質)は低くなってしまうし、万が一健康を損なって働けなくなったときに、支えてくれる家族も恋人も友人もいない、という事態になってしまうかもしれません。だから、私たちは仕事のタスクについて、1日や1週間・1ヵ月のスケジューリングをしっかりとして、どの時間枠にどのことに集中するのか、ということを決めないといけないのですね。そうすれば人生そのものの課題に取り組む時間も生まれてくると思います。

あと先日、私の中での大事件がありました。会社の1年目の後輩二人が、私が残業しているために、本当はすでに今日の仕事が終わっているのに帰れずにいたようなのです。私の同期の女性が良く気が付く人なので、彼女が声を掛けてあげたら帰りました。私もいつの間にか後輩を帰りづらくさせる側の先輩になっていた、ということにショックとともに大反省です。やはり先輩が定時でバシッと仕事を終わらせて颯爽と帰っていたら、後輩の仕事の能率も上がりそうですよね。そしてこのことは、私たち全員のQOLに貢献しそうです。Nigelもプレゼンテーションの最後で同様のことを言っています。

Now my point is the small things matter. Being more balanced doesn't mean dramatic upheaval in your life. With the smallest investment in the right places, you can radically transform the quality of your relationships and the quality of your life. Moreover, I think, it can transform society. Because if enough people do it, we can change society's definition of success away from the moronically simplistic notion that the person with the most money when he dies wins, to a more thoughtful and balanced definition of what a life well lived looks like. And that, I think, is an idea worth spreading.

今回のプレゼンターの本を購入してみます!

2011年にNigelは"Fat, Forty, and Fired"という本を出版しているようです。Amazonで確認してみたところ、今回のプレゼンテーションの内容をより深く勉強できそうなので、購入してみます。後日レビューの記事を投稿したいと思います。

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Fat, Forty, and Fired: One Man's Frank, Funny, and Inspiring Account of Losing His Job and Finding His Life: Nigel Marsh: 9781449423377: Amazon.com: Books

 

今回は以上です。申し訳ありませんが、今回の英単語はお休みします。

ありがとうございました!